天正年間の兵火後、明暦三年(1657年)の棟札銘があり、建造はこの頃とみられる。

構造は単層1間向拝付、桁行三間、梁間四間、銅板(修理前棧瓦)葺、寄棟造。

春日井市指定文化財となっており、堂内にはご本尊の十一面観世音立像はじめ、毘沙門天立像、不動明王立像や三十三応現身像が安置されている。

また、ご本尊安置の厨子(春日井市指定文化財)は室町時代中期に作られたとみられる。